放っておいても大丈夫?今日からできる10の薄毛改善方法

この記事へたどりついたということは

  • ボリュームが減った
  • 分け目が薄くなった
  • 地肌が透けて見える
  • 髪が細くなった
  • ヘアスタイルが決まらなくなった

などのお悩みがあるのかと思います。

薄毛と言うと男性の悩みのように思えますが、最近は薄毛に悩んでいる女性の方の相談をよくお受けします。
この記事では、薄毛の原因や対策、改善方法について紹介していきます。少し長い記事になりますので、ブックマークやお気に入りに登録して最後まで読まれることをオススメします。

女性の薄毛

薄毛には種類があります。
あなたの症状と比べてみてください。原因が分かれば正しい改善方法も見つかります。
今まで色々なケアをされても効果のなかった方!そのケアが間違っているのかもしれません。
当店のお客様もご来店後アドバイス通りケアをされ、3か月後には髪のボリュームが出てきました。最後まで読まれると必ず改善策がみつかります。

  1. 女性に多い6つの薄毛症状
    1. びまん性脱毛症
    2. 脂漏性脱毛症
    3. 牽引性脱毛症
    4. ひこう性脱毛症
    5. 円形脱毛症
    6. 産後脱毛症
  2. 女性の薄毛の6つの原因
    1. 加齢
    2. ホルモンバランス
    3. 生活習慣
    4. 外的刺激
    5. 病気・治療の副作用
  3. 10の対策・改善方法
    1. 食生活
    2. 睡眠
    3. ストレス解消
    4. 適度な運動
    5. 育毛剤・シャンプー
    6. ヘアケア
    7. ブラッシング
    8. マッサージ
    9. 紫外線対策
    10. 病院・クリニック
  4. まとめ


 

女性に多い6つの薄毛症状

   6つの薄毛症状

女性の薄毛は大きく6つに分類されます。症状により原因は違います。

 

01 びまん性脱毛症

(びまんせいだつもうしょう)
女性の脱毛症の中でも最も多い脱毛症です。びまんとは【一面に広がる】という意味で頭部全体の髪が均一に脱毛し、全体的に薄くなります。中年以降の女性に大組みられ、特に頭部の皮膚が透けて見えるようになります。
原因としては、加齢・ストレス・経口避妊薬(ピル)・過度のヘアケアなどがあげられます。

02 脂漏性脱毛症

(しろうせいだつもうしょう)
皮脂の過剰分泌やシャンプーの成分などが毛穴に詰まり脱毛します。
原因としては不規則な生活やストレスなどがあげられます。

03 牽引性脱毛症

(けんいんせいだつもうしょう)
ポニーテールなどのヘアスタイルで毛髪が引っ張られることが多い方に起こる脱毛症です。

04 ひこう性脱毛症

(ひこうせいだつもうしょう)
頭皮に痒みがあり、赤く炎症し乾燥した細かいフケがでます。炎症やフケの影響で全体的に
薄くなります。

原因としては間違ったヘアケアや合わない製品の使用、食生活の乱れ、ストレス、ホルモンバランスの異常などがあげられます。

05 円形脱毛症

(えんけいだつもうしょう)
精神的なストレスによる自己免疫疾患が一番の原因と言われています。

06 産後脱毛症

(さんごだつもうしょう)
妊娠中に女性ホルモンの分泌量が増加し、一時的に成長期が長くなります。出産後女性ホルモンの分泌量が元に戻ることで成長期の毛髪が一気に休止期に入り抜け毛が増加します。
産後3か月くらいから始まり通常1年以内には収まります。

 

女性の薄毛の多くが上にあげた脱毛症となりますが、その原因について細かく説明していきます。

女性の薄毛の6つの原因 

女性の薄毛の6つの原因

01 加齢

加齢によるヘアサイクルの乱れ

髪は約3~7年で生まれ変わります。この生まれ変わりのことをヘアサイクルといい、成長期・退行期・休止期を繰り返すことで髪全体のバランスを整えていきます。

髪は2~4本の毛胞が集まり毛群という束になっています。
年齢を重ねると共に成長期の髪の割合、毛胞の量が減り、退行期や休止期の髪の割合が増えて毛群1つあたりの本数が減ってきます。これによりボリュームがなくなってきたり、薄毛が目立ってきます。ヘアサイクルは生活習慣や食生活に影響されやすいので不規則な生活をされていた方ほど年齢を重ねると共に薄毛に悩まされる方が多いように感じます。

毛周期

02 ホルモンバランス

ホルモンバランスとは、男性ホルモン、女性ホルモンのバランスのことを言います。少し難しい内容になりますが、知る事で原因や解決方法が分かります。

男性のホルモンの影響による薄毛は、「ジヒドロテストステロン(DHT)」というホルモン、
DHTは男性ホルモン(テストステロン)と5αリダクターゼという還元酵素が結合して作られ、毛乳頭にある男性ホルモン受容体に結合すると髪の毛の生産と成長を止めるように働きます。(DHTを生成する要素は遺伝すると考えられています。)成人男性の3人に1人がホルモンの影響による薄毛と言われています。

女性のホルモンの影響による薄毛は、妊娠・出産によるホルモンバランスの変化、更年期を迎え女性ホルモンが減少していくために起こると言われています。
産後の症状は一過性のものなので、あまり心配することはありませんが更年期での症状は食生活やライフスタイルの見直しが必要です。

ホルモンバランス
 

 

03 生活習慣

何気なく生活している習慣で薄毛になってしまうことがあります。その原因としていくつかあげると、

栄養不足(過度なダイエット) 

髪は無くても生命に関わらないため、栄養配分の優先順位が低く身体の中で1番後に栄養が回ってくる器官と言われています。
育毛にはケラチンを作るタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養が必要です。それらの栄養が毛乳頭細胞へ届かなくなると、育毛が十分にできなくなり薄毛に繋がります。

血流

育毛に必要な栄養素は血流によって毛乳頭細胞へ運ばれます。血流が滞っていると、栄養の伝達が上手くいかなくなり、薄毛に繋がります。

暴飲暴食

暴飲暴食が度重なると胃腸や肝臓の負担となり、育毛に必要な栄養素を作り出す消化・吸収の働きが弱まるため、薄毛に繋がります。
どのくらいから暴飲暴食?と思われた方もいらっしゃると思います。簡単に説明すると成人女性だと
     ・1日約2000カロリーを超える
 ・満腹まで食べる
 ・ビール500ml以上
は健康面を考えて控えた方が良いとされています。心当たりはありませんか?
知っているだけで最後の一口、最後の一杯が控えられるかもしれませんね^^

喫煙

煙草に含まれるニコチンには毛細血管を収縮させる作用があります。
毛乳頭細胞に栄養を渡すのはこの毛細血管です。毛細血管が収縮することで毛乳頭細胞への栄養供給が絶たれてしまうので、薄毛に繋がります。

ストレス

ストレスの蓄積は活性酸素(体のサビ)を増やし、過剰に増えた活性酸素は細胞や組織にダメージを与えます。当然毛乳頭細胞や毛母細胞へも影響が及ぶため、育毛が滞り薄毛に繋がります。

睡眠不足

髪は毛乳頭細胞の細胞分裂によって作られます。育毛効果をより実感するには、細胞分裂を活性化させる必要があります。細胞分裂を司るホルモンは就寝時間と大きく関係しており、睡眠不足が続くとホルモンの働きが悪くなるため、薄毛に繋がります。

生活習慣

04 外的刺激


内側から以外に外からの薬剤、紫外線などの影響による薄毛もあります。

カラー剤による影響

「毛がほそくなった」「毛が瘦せてきた」「ハリがなくなってきた」
そのような悩みは、パーマやカラーリングを繰り返す方に多い悩みです。原因は、薬剤などのダメージにより毛母細胞が死滅してしまうからです。毛が細い、ハリがないと感じるのはこの為です。

紫外線による影響

本来、髪は紫外線をはじめとする外的刺激から頭皮を守るためにあります。薄毛で髪が少ないと、それだけ頭皮への影響が心配されます。
髪は紫外線のダメージを受けると毛乳頭細胞が萎縮し死滅します。そのため髪の毛は痛み、ハリやコシが奪われ、頭皮が直接刺激をうけることになります。

ヘアケア剤に入っているアルコール成分による影響

ヘアケア剤を使って「ヒリヒリする」「頭皮が荒れた」「効果がない」というかたは多いです。その原因の多くがアルコールに関係があることが研究結果として発表されました。アルコール入りのヘアケア剤を添加した毛乳頭細胞は、一瞬のうちに死滅することもわかりました。
大量生産されている多くの市販育毛剤はアルコールが多く含まれているため、毛乳頭細胞が死滅し頭皮環境が悪化、結果が出ないという悪循環に陥ります。

シャンプーなどによる影響

刺激が強いシャンプーは頭皮に必要な皮脂までも洗い流し、皮脂膜のバランスを乱してしまうため頭皮環境の悪化を招きます。また頭皮だけでなく毛髪にもダメージを与えるため、毎日使うシャンプー選びはとても重要です。薄毛を予防する対策の1つとして捉えるとよいでしょう。
シャンプーや整髪料の洗い残しはフケや痒みの原因になることが多いので、しっかりすすぐことも大切です。また1日に何度もシャンプーをすると頭皮の油分を摂り過ぎてしまいます。逆に抜け毛を気にしてシャンプーを数日に1回というのは、汚れや皮脂が毛穴に詰まり薄毛を招きます。

外的刺激

05 病気、治療の副作用


育毛、発毛に必要な成分が足りなくなったり、病気や治療に使うお薬によっても
抜け毛が増え薄毛になる場合があります。

甲状腺機能亢進症

(こうじょうせんきのうこうしんしょう)
甲状腺ホルモンが過度に分泌し必要以上に新陳代謝が活発になり抜け毛が多くなります。

甲状腺機能低下症

(こうじょうせんきのうていかしょう)
甲状腺ホルモンの分泌が低下するために髪が生えにくくなり薄毛につながります。

鉄欠乏性貧血 

(てつけつぼうせいひんけつ)
貧血により酸素を体内に運ぶ役割を持ったヘモグロビンが減少することで頭皮が酸素不足になります。髪の毛は成長するためにタンパク質・ミネラル・ビタミンなどの栄養素の補給と、発毛を促進するために酸素も取り入れてます。貧血が原因で頭皮が酸素不足になるとうまく酸素を補給できなくなってしまうため、少しずつ髪の毛が細くなったり弱くなったりして最終的に薄毛へとつながります。

亜鉛欠乏

(あえんけつぼう)
亜鉛はミネラルの一種で、細胞分裂に必要な栄養素です。髪の毛は細胞分裂によって作り出されるため、亜鉛が不足すると新しい髪の毛が作り出すことができず抜け毛が目立ち薄毛へと繋がります。

薬による脱毛

抗がん剤治療、血圧降下剤、ピルなどで抜け毛が多くなります。服用を止めれば元に戻ります。

 

06 その他


その他の薄毛になる理由として

冷え・低体温

体温が低いということは血液が全身に行き届きにくい状態なので、頭皮が血行不良になり栄養がきちんと運ばれず髪が細くなったり育ちにくくなり薄毛へと繋がります。

体質的脱毛

慢性的な肩こり・首こりなどにより頭皮も硬く凝り固まります。それによる血行不良で薄毛へと繋がります。

季節的脱毛

髪は通常1日に50-~100本抜けると言われていますが、秋には倍以上の200本以上に増えると言われています。
その原因は夏の紫外線・エアコンによる乾燥などの頭皮へのダメージ、冷たい物の過剰摂取、秋になり気温の変化で体調の乱れ、食生活の乱れ、日照時間が短くなることで女性ホルモンのバランスが崩れやすくなることで頭皮状態が悪化し抜け毛が起こりやすくなります。

以上、ここまで薄毛の症状や原因についてお伝えしてきましたが、既に薄毛についての対策をしているのに薄毛が治らないという方もいらっしゃるかと思います。

薄毛についての対策をしているのに薄毛が治らない理由

  • 原因と方法があっていない
  • ケアアイテムが体質にあっていない
  • 原因が疾患
  • 治療を始めてから時間が経っていない

などがあげられます。症状に合わせての対策や改善方法についても細かく説明していきます。ちなみに私のサロンにお越しいただいた際にはこういったアドバイス、ご指導もさせていただいております。

 

女性の薄毛対策・改善方法10選

女性の薄毛対策・改善方法10選

 

01 食生活

全ての栄養を考え摂取することは大変なので、刺激物、アルコールを控え、脂質の少ないバランスの取れた食事を心がけてください。

◎健康で丈夫な髪を作る栄養素

タンパク質

乳製品、肉類、魚介類、卵、大豆などに多く含まれます。

亜鉛

牡蠣、赤身肉、鶏レバー、アーモンド、ナッツなどに多く含まれます。

ビタミン

ビタミンは5大栄養素(糖質、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミン)の1つで生きて行くために必要な栄養素です。
ビタミンは体内で合成することができないため、食事から摂取する必要があります。13種類あるので食事だけでの摂取は難しくサプリメントなどで補うことも可能です。

◎黒々とした髪を作る栄養素

カルシウム

乳製品、小魚、大豆製品、野菜などに多く含まれます。

牡蠣、するめなど魚介類、レバー、ナッツ、大豆、ココアなどに多く含まれます。

◎抜け毛や薄毛を守る栄養素

レバー、赤身の肉、赤身の魚、赤貝などに多く含まれます。

葉酸

ブロッコリー、キヌア、ノリ、きなこ、チーズなどに多く含まれます。

すべての栄養を考え摂取することは大変なので、刺激物、アルコールを控え、脂質の少ないバランスの取れた食事を心がけてください。

02 睡眠

  • 入浴は就寝の2時間前までにすませる
  • 睡眠環境を整える
  • カフェインの摂取は18時以降控える

髪の成長や頭皮の修復は成長ホルモン(若返りホルモンとも呼ばれています)によって行われています。昔は22時から2時の間に分泌されると言われていましたが、時間帯に関係なく寝入ってから3時間以内に分泌が始まることがわかっています。成長ホルモンをしっかり分泌させて十分な育毛効果を得るためには最低でも4時間以上の質の良い睡眠をとることが大切です。

03 ストレス解消

  • 急速法(睡眠、リラックスするなど)
  • 運動法(ジョギング、ストレッチなど)
  • 親交法(家族団らん、友人との会話)
  • 娯楽法(好きなものを食べる、ゲームなど)
  • 創作法(絵を描く、手芸など)
  • 転換法(旅行、カラオケ、買い物など)

習慣などにあわせて最適な方法を見つける事が重要です。

04 適度な運動

適度な運動とは、身体が温まり軽く汗をかく程度が最適です。運動をし過ぎると、休息で疲労が取れなくなるので、疲労が残らないように適度な運動を継続する事が大切です。

05 育毛剤・シャンプー

頭皮は顔の皮膚の1/3の厚さしかない、とてもデリケートな部分です。洗浄力の強いシャンプーや、アルコールなどで頭皮湿疹が出たり乾燥したりしてしまいます。シャンプーを見直すだけで髪のパサつきや抜け毛なども変わってきます。

06 ヘアケア

シャンプーをした後、髪を濡れたままにしておくと雑菌が繁殖し、かみ頭皮に良くありません。また、ドライヤーの当てすぎも頭皮の乾燥の原因となりますので、しっかりタオルで水分を取り、ドライヤーをかける時間を最小限にしましょう。

07 ブラッシング

シャンプー前のブラッシングをすることで髪の毛の汚れを落とし、頭皮環境が整います。その他にもブラッシングをすることによって髪の毛にツヤと潤いを与えたり、刺激され頭皮の血行が良くなり育毛へとつながります。

08 マッサージ

マッサージをすることで、頭皮の血流が良くなります。血流が良くなると毛根へしっかり栄養が届き、育毛へとつながります。

09 紫外線対策

紫外線は季節問わず降り注ぐので一年中対策をするのがオススメです。

  • 帽子をかぶる
  • 日傘をさす
  • 頭皮用の日焼け止めを使う
  • こまめに分け目を変える

適切なケアで薄毛予防に繋がります。紫外線ダメージを受けた後は、頭皮を冷やし、優しく髪を洗いしっかり保湿して頭皮のダメージをケアしましょう。

10 増毛エクステ、病院・クリニック

ヘアケアや生活習慣を変えてみたけれど効果がないという方はまずは私のサロンへお越しください。しっかりとヘアケアの勉強をし、毎月情報、知識のアップデートもしております。日々の生活のアドバイスと増毛エクステであなたのお悩みを改善します。
病院・クリニックはその後でも遅くないのではないでしょうか。

元気な女性

まとめ

いかがでしたか?薄毛になるには色々な原因がありました。原因に合わせた方法であなたのお悩みは改善していきます。分け目が薄くなってきたり、髪の毛のボリュームがなくなってきても歳だから...遺伝だから..と諦める前にまずは

  • バランスの取れた食生活
  • 質の高い睡眠
  • 正しいヘアケア
  • 適度な運動など

を意識してみませんか?どれも今日から簡単に始められます。

髪のボリュームがないと

  • 元気がないように見える
  • 若々しい印象をなくしてしまう
  • 老けた印象、寂しい印象に見えてしまう
  • 頭皮環境が悪くべたついていると不潔に見えてしまう
  • 思ったようなヘアセットができない

他人からの印象が変わってきてしまいますね。少しの意識で薄毛は改善していきます。

若々しい女性

男性より女性の方が若い時からボリュームのなさを気にしています。
当店は30代、40代のお客様がたくさんいらっしゃいます。みなさま最初は恥ずかしい、不安、などでご連絡いただくまでに、たくさん悩まれてご連絡・ご来店くださいますが、早く連絡すれば良かった^^とのお声をよくお聞きします。同じようなお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。

当サロンでは今回お伝えしてきた内容に沿ってカウンセリングさせていただき、その方にあったアドバイスや頭皮環境を整えるための正しいケアの方法など細かく改善策をご提案しております。
これまで多くの方を見させていただき、まだ大丈夫だろう…それほどでもないだろうな…と放置された方のほうが改善に時間がかかっています。気になったら放置せずに早くから対策することが最も効果的な解決策です。

まずはメールやLINEからでも大丈夫です。24時間受け付けておりますのでご連絡お待ちしております。↓↓

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